体内には環状グアノシンリン酸という酵素があり、この酵素はきちんと勃起をしようとする働きがあります。この勃起しようとする酵素に対して、PDE-5という酵素もあり、これが勃起の妨げとなり、性交時の萎縮・破綻の原因の一つとなっています。レビトラは、勃起不全(以後ED)や中折れの悩みを解消してくれるED治療薬です。名前の由来はラテン語で「男性の大切さ」という意味です。

有効成分のバルデナフィルは、勃起を妨げるホスホジエステラーゼクラス5(PDE-5)を阻害する作用があります。ペニスが栓をして性的に同化したときに血流を増加させ、勃起状態を同じに保つ作用があります。1998年にバイアグラが承認されると、ED治療薬と呼ばれる内服薬が勃起不全の治療に利用できるようになりました。レビトラは、バイアグラに次いで承認された勃起不全治療薬です。

レビトラは日本では2004年4月に承認されましたが、当初は5mgと10mgの用量のみでした。その後、糖尿病や脊椎損傷のある勃起不全疾患の患者さんに対して10mgの用量では十分な効果が得られないことから、20mgの用量での使用が検討され、2007年5月に20mgの用量が承認されました。PDEsには1種類から11種類のタイプがあることが知られています。バルデナフィルは、主に陰茎海綿体に存在するPDE5に対して、より厳しい活性を示すPDE5に即効性と選択的に作用することが特徴です。つまり、他のPDEに対する作用が弱い、もしくはないため、副作用が出にくく、勃起の猶予が大きいのです。

勃起にはペニスとの納得のいく関係やセックスに近い性欲が必要だと願い、吸収しながら必ず勃起するということは決してありません。
食後や酔った後に服用することで、すぐに割増で勃起させることができる、とてもシンプルなED治療薬なのです。この薬の最大のメリットは、即効性があることです。効果が出るまでの時間は3つのED治療薬の中で最も短く、実際に海外で行われた試験の結果では、服用後10日、11日という早さで効果が出たという消費者もいるようです。

バイアグラとレビトラの違いは有効成分で、シルデナフィルとバルデナフィルではプラス効果の出方や効果の持続時間に違いがあります。バイアグラが最も進んだ治療法でしたが、近年は改善の余地があり、後続のED治療薬はバイアグラの問題点を改善したものが取り入れられています。レビトラはバイアグラ(シルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)と共に3大ED治療薬として厳しい浸透度を誇っています。

有効成分としてバルデナフィルを1錠に20mg配合し、部分的に分割して添加しても十分な効果を発揮する、非常にコストパフォーマンスの高い薬です。バイアグラは食後に服用すると効果が薄れますが、レビトラは一般的な食後に服用しても食事と一緒に服用した場合と効果に差はありません。既存の食事(700kcal中盤以下)であれば、レビトラは食前・食後のどちらで服用しても効果があります。